戸隠高原 鏡池
池に映る幻想的な風景
戸隠高原 鏡池は、長野県長野市戸隠にある、農業用水のために造られた貯水池です。
戸隠連山の南麓にあり、池に映る戸隠連山の四季折々の景色を映し出します。
特に、紅葉の季節になると、池に映った幻想的な景色を見に多くの観光客が訪れる、長野県を代表する紅葉の名所です。
長野市や白馬村からは国道406号線から県道36号線、妙高市からは県道36号線を使います。
戸隠周辺まで結構な山道ですがが、県道36号線から鏡池まで行く道は、車1台がやっとすれ違えるくらいの狭さです。
シーズン中は、早朝から多くの観光客が、池に映った戸隠連山の美しい景色を見るためひっきりなしにやって来ます。
池の入り口には戸隠高原の案内とともに「熊出没注意!」の看板が立てかけられています。
池の周辺は登山道になっていて、散策することが出来ます。
池の道路の反対側にはレストラン「鏡池どんぐりハウス」があり、お土産も購入できます。
鏡池の絶景を見るポイントは堤防周辺で、多くの観光客がひっきりなしに訪れ、写真撮影をしていました。
堤防奥に登山道入り口があったので、池の周辺を少し散策してみました。案内板によると、40分くらいで1周できるようです。
堤防からの景色とは違った景色が見られますが、木が生い茂っていて、池はあまり見ることが出来ませんでした。
鏡池は標高1200mの高地にあるため、天候が変化しやすくなっています。
訪れた日は、今までにないほどの快晴でしたが、それでも雲の流れが速く、晴れたり曇ったりを繰り返していました。
晴天ならば、雲の陰影の変化で、鏡池の様々な景観を楽しむことが出来ますが、曇天になると山全体が暗くなってしまします。
個人的には、紅葉時期の雲一つない晴れた鏡池を見ることは難しいと思います。
正面左側の尖っている山が本院岳。
夏の日照量によって紅葉の色や量が変わるので、毎年微妙に表情が変化します。
午後になると風で池が波打つため、戸隠連山が鏡のように池に映るのは、朝の時間帯だけだそうです。
早朝時折、静寂の中で魚が飛び跳ねた音がした後、波打つ水面が池に映る景色を揺らす様子もまた訪れた人をを魅了していました。
紅葉ピーク時には、前日から駐車場に車中泊している人もいて、池の前の駐車場は満車、離れた場所にある駐車場にも車中泊している車がいました。
戸隠高原 鏡池の駐車場
鏡池には無料駐車場があります。
鏡池の前には10台分の駐車場がある他、200m離れた場所に数十台分の駐車場があります。
土・日・祝日の9時から16時30分までは、シャトルバス・タクシー以外の一般車両の通行が規制されるので、注意が必要です。
戸隠高原 鏡池 基本情報
住所 | 長野県長野市戸隠2039-10 地図 |
---|---|
例年の見頃 | 10月下旬~11月上旬 紅葉情報 |
紅葉の種類 | ブナ、ミズナラ、ナナカマド、カエデ |
ライトアップ | なし |
駐車場 | あり(無料) |
アクセス | 上信越道信濃町ICから19km、上信越道長野ICから34km JR長野駅からバス「鏡池入口」下車 戸隠スキー場、奥社、中社からシャトルバス(土・日・祝日のみ運行) 大人600円 小学生300円 |
備考 | 10月土・日・祝日はマイカー乗り入れ規制あり |