横手公園の桜
横手公園に咲く満開の桜
横手公園は、秋田県横手市城山町にある総合公園で、1908年に横手城跡が整備されたのが始まりです。秋田県の桜の名所の1つで、園内には桜が多く植樹されており、市民の憩いの場となっています。
横手城の城郭構造は山城で、築城年数は諸説あります。
江戸幕府の一国一城令が出た際、領主の働きかけにより、破却を免れました。
明治元年、戊辰戦争の時に落城しました。
市内の標識にしたがって進んで行くと、迷うことなくすんなり到着します。
途中で蛇の崎橋を通れば、遠くに横手城を望みながら、横手川の北側にシダレザクラ、南側にソメイヨシノの桜並木を見ることことが出来ます。
二ノ丸跡への入り口は、北側と西側の2か所あります。どちらの道も小高い山の頂上で繋がっていて車で1周出来るので、好きな方から入ることが出来ます。
公園の入り口には道の両側にソメイヨシノの桜並木が植えられていて、小さな桜のトンネルが訪れる観光客を出迎えてくれます。
山の頂上まで来ると、二ノ丸跡の駐車場へ到着します。
駐車場からは横手城の天守が見えます。本来、横手城には天守がありませんでした。
現在、横手公園にある天守は、昭和40年に郷土資料館と展望台を兼ねて、二ノ丸に造られた模擬天守です。
桜祭り期間中には、ボンボリが建てられ、夜はライトアップされます。
あ
二ノ丸跡の天守展望台の周辺は、決して広いとは言えませんが、桜の他に松も植樹されていて、戦国時代の城主であった小野寺氏の顕彰碑も建てられています。
因みに、本丸跡には秋田神社が建てられています。
模擬天守ではありますが、町のシンボルであり、満開の桜を引き立たせてくれています。
公園の敷地は広く、二ノ丸跡周辺以外にも多くの桜の木が点在しています。
他にも、ばら園、野球場、テニスコート、スキー場があり、街の人々の憩いの場になっています。
横手公園の駐車場
天守のある二ノ丸跡には無料駐車場があり、城山の麓にも無料駐車場があります。
二ノ丸跡の駐車場から天守までは徒歩3分くらいと近く、年配の方には訪れやすい桜名所になっています。
天守や秋田神社に行くなら、二ノ丸跡の駐車場に停めた方が断然楽で、20台分くらいあります。
横手公園 基本情報
住所 | 秋田県横手市城山町 地図 |
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例年の開花時期 | 4月下旬 開花状況 |
桜の種類と本数 | ソメイヨシノ 3000本 |
ライトアップ | 18:00~21:30 |
桜まつり | あり |
駐車場 | あり(無料) |
アクセス | 秋田道横手ICから6km JR横手駅から徒歩2km |