蔵王温泉 源七露天の湯
蔵王温泉は、山形県山形市南東部の蔵王連峰西麓にある温泉です。
かつては高湯温泉と呼ばれていて、伝説では、西暦110年にヤマトタケルの蝦夷征伐に従軍した吉備多賀由(キビノタガユ)が発見し、ここで湯治したとあり、日本最古の温泉の1つに数えられています。
蔵王温泉へ向かうには、西側からは県道14号線または県道21号線を使います。
東側も最終的には同じルートを使うことになり、有料道路を使うのなら国道286号線から西蔵王高原ラインを使えば楽です。
ゴールデンウィーク中は無料開放されている様でした。
有料道路を使わない場合は、東側からのアクセスは少し面倒になります。
源七露天の湯は、蔵王温泉にある立ち寄り湯で、有名な蔵王温泉大露天風呂へ向かう坂の途中にあります。
施設の前には、十分な広さ駐車場があります。
浴室は階段を下りた場所にあります。
浴場へ入るとまず内風呂。浴槽と床は檜で造られていて、イスが置いてあるので洗い場も兼ねているようです。横にはシャワーが3つありますが、座って浴びる事は出来ません。
内湯からは、大きな露天風呂に出られるようになっています。
中央に仕切りが設けてあり、奥が熱め、手前が温めの湯になっています。
手前が温め、奥が熱めになっていて、奥の湯舟の中央部分にある温泉湯口からは、源泉が溢れ出てきています。
泉質は酸性・含硫黄・アルミニウム・硫酸塩・塩化物温泉で、源泉温度は42.7℃。
広い露天風呂なので、湯温を保つのが難しいようで、冬は加温されるようです。
露天風呂からの景色は望めませんが、庭がきれいに整備されていて、ゆったりとした気分で浸かることが出来ます。
蔵王温泉の源泉は酸性度が強いので、周りの草木に温泉をかけないようにとの注意書きがありました。
ここの他にも、蔵王温泉には上湯共同浴場、下湯共同浴場、川原湯共同浴場の3か所の共同浴場があり、多くの人が入浴に訪れます。
蔵王温泉 源七露天の湯 基本情報
住所 | 山形県山形市蔵王温泉荒敷862-1 地図 |
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営業時間 | 9:00~21:00 |
入浴料 | 450円 |
駐車場 | あり |
手すり | なし |
シャワー | あり |
石鹸・シャンプー | なし |
備考 | 男女各内湯1、各露天1 |