雲仙新湯温泉館
雲仙温泉は、長崎県雲仙市小浜町にある温泉で、日本初の国立公園に指定された温泉保養地です。
温泉街には雲仙地獄があり、江戸時代に多くのキリスト教徒が拷問、殺害された「キリシタン殉教の地」として世界的に有名な場所です。
国道57号線を少し逸れて数十メートル離れた場所にある上、雲仙新湯ホテルの陰に隠れていて、建物は全く見えません。
基本情報にある住所は、一帯が同じ住所になっていて、ナビがあれば素直に頼った方が無難です。
有料駐車場の一角に、新湯温泉館専用の無料駐車場が3台分あるとのことですが分かりにくく、無料駐車場が満車の時は、有料でここに駐車するしかないと思います。
ちなみに有料駐車場の料金は500円で、入浴料の5倍なのでかなりテンションが下がります。
有料駐車場は時間制限が無いので、入浴前に近くにある雲仙地獄を見るのも良いかもしれません。
駐車場に入るまで見えない「雲仙新湯温泉館」。
施設の前までやってきて初めて場所が確認合出来ます。
入浴
入り口の扉をあけると、自動販売機があるのでここで入浴券を買い、受付で渡します。
脱衣所は浴室と同じくらいの広さで、入浴料金の安さにしては珍しく、ロッカーには鍵が掛かります。建物自体は古いですが、清潔で良く管理されています。
硫黄臭のする温泉の色は乳白色です。
泉質は、含硫黄-単純酸性温泉(硫化水素型)、源泉温度は51.2℃で、かなり熱めです。
すぐ近くにある「雲仙よか湯」の温泉の色が緑色だったので、全く異なる源泉であることが分かります。
浴槽の大きさは結構広めで、10人くらいは入れそうな感じです。
洗い場はカランはありますが、お湯は温泉水になっています。
使いすぎると無くなってしまうので注意との張り紙がありました。
こんな素晴らしい温泉が100円で入れるからスゴイ。
すぐ近くが地獄なので、湯量も豊富なのでしょう。源泉が流しっぱなしになっています。
雲仙温泉には、ここの他にも「雲仙よか湯」「別所共同浴場」「湯の里共同浴場」「小地獄温泉館」などがあり、安い入浴料で入ることが出来ます。
雲仙新湯温泉館 基本情報
住所 | 雲仙市小浜町雲仙320 地図 |
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営業時間 | 9:00~23:00 (水曜定休日) |
入浴料 | 100円 |
駐車場 | あり |
手すり | あり |
シャワー | なし |
石鹸・シャンプー | なし |
備考 | 男女別内湯1、ロッカー無料 |