草津温泉 つつじの湯
草津温泉は、群馬県吾妻郡草津町にある温泉です。
日本屈指の名泉で豊富な湯量を誇り、温泉番付では東の横綱と呼ばています。
源泉の大半が、pH2と酸性の強い、高温の低張性酸性高温泉で、湯畑と呼ばれる大きな源泉を中心に大規模な温泉街を形成していて、多くの入浴客だけでなく、観光客も訪れます。
草津温泉には、地元住民が利用する共同浴場が19カ所あり、外来入浴者にも無料で開放されています。
観光に訪れた宿泊客も、宿泊した温泉施設では飽き足らず、わざわざこの共同浴場へ外湯回りに入浴するために訪れます。
ただし、これらの公衆浴場は、地元専用の時間帯が設けられている浴場もあるので、入浴する時間には注意が必要です。
温泉街には無料駐車場は無いので、コインパーキングに駐車するか、道の駅「草津運動茶屋公園」或いは、西の河原公園駐車場へ停めることになります。
つつじの湯は、湯畑から徒歩で約1km南西方向にある共同浴場です。
道の駅「草津運動茶屋公園」の近くにあり、道の駅の駐車場に車を停めて入浴に行く人が多いと思います。
入口には「躑躅の湯」の看板が掛けられています。これは、すぐ近くに、草津運動茶屋公園のつつじ園があることから付けられた名称だと思われます。
入浴
草津温泉にある共同浴場の浴槽は、基本的に似たような造りになっています。
各共同浴場によって、外観と浴槽の大きさが異なるため、それぞれの入浴客に各自の気に入った場所があるようです。
やはり中心街にある共同浴場ほど人気があり、それに比例して人も多くなります。
源泉は万代鉱から引いています。
温泉は無色透明で、泉質は酸性ー塩化物・硫酸塩温泉で、源泉温度は96.5℃。
万代鉱源泉は、源泉温度が高すぎるため、ラジエーターを使って温度を下げて各温泉施設に配湯されています。
また、Phが1.66と、他の源泉と比べ酸性が非常く、肌の弱い人は体に影響を及ぼす恐れがあるため、注意が必要です。
パイプが詰まるため、蛇口は24時間開けっ放しで、閉めることを禁じられています。
入浴客がいないと湯温が上がり、水を入れないと熱くて入ることが出来なくなります。
温泉を口に含むと非常に酸っぱい味がして歯が溶けそうです。
浴槽は広く造られていますが、入浴客がいない時は湯温が高くなります。
洗い場も広く、地元の方が毎日清掃されているので、非常に清潔です。
他の浴場が、地元住民専用の時間帯が設定されているのに対し、ここでは外来入浴者の時間帯が10:00~15:00に設定されています。
外来入浴者の時間帯のみ解放され、それ以外の時間は施錠されます。
草津温泉 つつじの湯 基本情報
住所 | 群馬県吾妻郡草津町草津2-1 地図 |
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営業時間 | 10:00~15:00 |
入浴料 | 無料 |
駐車場 | なし |
手すり | あり |
シャワー | なし |
石鹸・シャンプー | なし |
備考 | 男女各内湯1 |