三朝温泉 河原風呂
三朝温泉は鳥取県東伯郡三朝町にある温泉です。
世界有数の放射線泉で、ラジウム、ラドンが含まれるため、温泉療法を実施する医療機関が複数あり、観光と療養どちらも存在するのが特徴です。
日本百景に選定されていて、近くには国宝・三徳山三仏寺の投入堂があります。
三朝温泉を流れる三朝川のほとりには、河原風呂と呼ばれる無料露天風呂があります。
県道21号線から標識に従って右折し、県道273号線を進めば大きな看板が迎えてくれます。
この下の河原には大きな駐車場があります。
看板を過ぎると見えてくる、かじか橋の真ん中には足湯「かじかの湯」があります。
また、県道21号線をそのまま進んで三朝トンネルを抜けてすぐ左折しても行くことも出来ます。
河原風呂へ
温泉街を通り抜け、三朝橋まで来ると対岸に河原風呂が見えてきます。
橋にさしかかる頃から、すでに入浴客がいるかどうか分かります。
これが対岸に近づくにつれて、はっきりと見えるようになってきます。
対岸に渡ると河原へ降りる階段があります。
階段の前には三朝小唄の像があり、記念撮影のスポットになっていて、観光客がひっきりなしに写真を撮っています。
しかし、女性観光客の殆どは、下を見るだけで誰1人降りて行くことはありません。
なぜなら、下には全裸の男性が何人もいるからです。
入浴
手前にあるのは足湯「河原の湯」で、奥が「河原風呂」になります。
よしずが掛けてありますが河原側だけで、対岸からは見えないかもしれませんが、橋の上や、すぐ上にある旅館からは、ほほ丸見え状態で死角はほとんどありません。
脱衣所が設置されていて、一応目隠しの役割を果たしています。
湯舟は真ん中で仕切られていて、奥には3人、手前は5人くらい入れる大きさです。
手前がぬるく、奥が熱くなっています。奥の湯舟が半端無く熱いです。
奥の湯舟には温泉の湯口があり、ここから火傷しそうに熱い源泉が常時出ています。
奥の湯舟から溢れた温泉が、手前の湯舟に流れて来るようになっているので、手前側はいくらか温度が下がっています。
奥の湯舟よりも温度が低いだけで、それでも加水しないと1分も浸かっていられません。
この仕切りが無かったら、絶対に入る気にならないと思います。
以前来た時は、奥の湯に地元の年配の人が平気で入っていたので、びっくりしました。
熱い温泉が好きな人にとっては、最高の温泉であることは間違いないです。
ただし、外からは丸見えになります。
中国地方に数カ所しかない、無料で入れる貴重な温泉の1つです。
丸見えがダメな人は、近くに公衆浴場「たまわりの湯」と「株湯」があります。
三朝温泉 河原風呂 基本情報
住所 | 鳥取県東伯郡三朝町三朝温泉 地図 |
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営業時間 | 24時間 |
入浴料 | 無料 |
駐車場 | あり |
手すり | なし |
シャワー | なし |
石鹸・シャンプー | なし |
備考 | 混浴露天1 |