車中泊 名所巡り

軽自動車で車中泊しながら各地の名所を巡っています。桜と紅葉を中心に訪れた名所と入浴した温泉を紹介します。

トップ > 温泉巡り >木部谷温泉 松乃湯

木部谷温泉 松乃湯

木部谷温泉は、島根県鹿足郡吉賀町にある温泉です。
周辺を山々で囲まれた自然豊かな場所にあります。一軒宿の松乃湯が経営していて、宿泊の他に日帰り入浴もできます。
日本では珍しい間歇泉で、施設の裏山から周期的に温泉が噴き出す様子を見ることができます。


山しか見えない田舎の国道187号線を、車で走らせていると唐突に大きな看板が現れます。
木部谷温泉は、この看板が無ければ間違いなく通り過ぎてしまうような場所にあります。
逆に言えば、看板さえ見落とさなければ迷うことはありません。
松乃湯の前と、道の反対のある空き地が駐車場になっています。
木部谷温泉 松乃湯の外観

建物の横には裏山へ続く道があり、道の横に掘られた茶褐色に染まった側溝には、これまた土色の液体が流れています。
坂道の入り口には、湧水が貯められていて飲めるようになっていて、さらに、まるで登坂を促すように杖が何本か置かれています。
木部谷温泉 間歇泉への坂道

誘われるように坂道を登って2分。眼前に今まで見たこともないような光景が飛び込んできます。
周囲を柵に囲まれているのは、源泉を貯めるための貯水槽でした。
造られたときはコンクリート製だったのでしょうが、長年の温泉成分のために土塁のようになっています。
木部谷温泉 間歇泉の貯水層

貯水槽の奥には間歇泉の穴が開いています。
木部谷温泉は、古くから弘法の湯と呼ばれていましたが、昭和45年にボーリング工事を行ったところ、毎分400リットルの温泉が噴き出る間歇泉になったそうです。

最初はゴボゴボと炭酸ガスの噴き出る音がして、源泉が少しづつ出てくるのですが、暫くすると1メートルくらいの水柱になり、次第に引いてきて、最後は何もなかったような沈黙が訪れます。
これが30分周期で、5分間の間歇泉の噴き出しが年中続いています。
木部谷温泉 間歇泉

入浴

受付で入浴料を支払います。施設の中は大広間の休憩所があり、タオルも無料で使うことが出来ます。壁にはここの温泉の新聞記事や色々な地域情報が貼られていました。
鄙びたいい感じの建物ですが、浴室に入るともっといい感じの浴槽に出くわします。
木部谷温泉 松乃湯の内湯

掃除もされていて、決して不衛生なわけではありません。
裏山で見た間歇泉の噴き出ていた貯水槽ほどではありませんが、こちらも長年の温泉成分がびっしり堆積していて、指でこすったくらいでは剥がれません。
木部谷温泉 松乃湯の浴槽に付着した温泉成分

誰も入浴していなければ、水面にうっすらと油膜が張ってしまうような茶褐色の温泉は、かなりインパクトがあります。
泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉。源泉温度は20.5℃。
バルブを捻ると、先ほどの貯水槽から送られてきていると思われる大量の源泉が注がれてきます。
出てくる源泉は冷たいので、浴槽横にある蒸気バルブで加温するようになっています。
木部谷温泉 松乃湯の内湯の温泉湯口

鄙びた感じの温泉には珍しく、シャワー付きのカランがあり、体を洗うこともできます。
地元の方のための公衆浴場にもなっているようです。
温泉の素晴らしさとともに、先ほど見た間歇泉の記憶にしばらく浸ってしまいました。
温泉だけでなく自然の息吹を感じることが出来る最高の温泉でした。
木部谷温泉 松乃湯の内湯の洗い場

木部谷温泉 松乃湯 基本情報

住所島根県鹿足郡吉賀町柿木村木部谷529 地図
営業時間7:30~19:30
入浴料400円
駐車場あり
手すりなし
シャワーあり
石鹸・シャンプーあり
備考男女各内湯1

お役立ちリンク

島根県の温泉
国民宿舎 さんべ荘

大田市
三瓶山南麓の三瓶温泉にある国民宿舎。

三瓶温泉 鶴の湯

大田市
三瓶山南麓の三瓶温泉にある共同浴場。

三瓶温泉 亀の湯

大田市
三瓶山南麓の三瓶温泉にある共同浴場。地元色が強い。

出雲湯村温泉 元湯公衆浴場

雲南市木次町
出雲湯村温泉にある共同浴場。

出雲湯村温泉 河原の野天風呂

雲南市木次町
出雲湯村温泉にある無料露天風呂。

塩ヶ平温泉 掛合まめなかセンター

雲南市掛合町
掛合まめなかセンターにある温泉施設。午後から営業。

ページのトップへ戻る