燕温泉 河原の湯
妙高山の麓に沸く野天風呂
燕温泉は新潟県妙高山の東麓にある温泉で、標高約1100mの高所にあり、妙高山登山の東側の入り口になっています。
小さな温泉街でありながらも「黄金の湯」「河原の湯」2ヶ所の無料で入浴できる野天風呂があることで有名です。
燕温泉へは県道39号線を通りますが、赤倉温泉側から来た場合、妙高高原公園線は通行止めになっていて県道396号線に迂回することになります。
迂回を回避したければ、国道18号線を関山駅近くの入り口から県道39号線に入ると、燕温泉まで迷わず来ることが出来ます。
途中、関温泉を通り、曲がりくねった坂道を登って行った奥に燕温泉があります。
さらに進んで、温泉街の真ん中を通りぬけて先に進んで行きます。
妙高山の登山道入口に突き当たります。
車で進めるのはここまで。ここから先は徒歩で進んでいきます。
車を3台くらい駐車できるスペースがありますが、満車時には温泉街手前の駐車場に停めます。
道幅は歩くには十分な広さですが、右側は断崖絶壁になっていて、転落すると谷底へ真っ逆さま。
冬期は閉鎖され、道は除雪されないため、行くことさえできません。
しばらく道を歩いて行くと橋が見えてきますが、真っすぐ進んでしまうと妙高山へ行ってしまうので、橋を渡ってすぐ左へ曲がり、河原へ降りて上流方向へ歩いて行きます。
そのまま川沿いの道を、少し上流まで歩いて行くと脱衣所の小屋が見えてきます。
道案内の標識が立ててあるので迷うことはありません。登山道入り口から10分くらいです。
入浴
あたり一面に硫黄臭が漂っています。
泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム - 炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉で、泉温は39.6℃。
お湯の色は黄金の湯と同じ乳白色で、湧出量1分間あたり110リットルの温泉が湯舟から垂れ流されています。
混浴と言うこともあり、湯舟は黄金の湯より少し大きめで、7~8人はゆったり入ることが出来ます。
温泉は岩の隙間から出ていて、温泉の流れ出ている岩にはびっしりと湯の花が付着しています。
湯温は、訪れた時期が初秋であることもあって丁度良かったです。
冬季閉鎖間近に訪れたことがありますが、冷たくて入浴できませんでした。
ここが冷たい時は、もう1つの野天風呂である「黄金の湯」へ行けば、常に良い湯加減に保たれているので、こちらへ入浴すればよいと思います。
湯船からは川のせせらぎを聞きながら、山の景色を楽しめます。無料の超贅沢な野天風呂です。
無料の野天風呂だからと言って24時間入れるわけではないので、時間帯には注意が必要です。
また、冬季閉鎖になるので、行く時期も要注意です。
燕温泉 河原の湯 基本情報
住所 | 新潟県妙高市大字関山燕温泉 地図 |
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営業時間 | 日の出~日没 冬季閉鎖あり |
入浴料 | 無料 |
駐車場 | あり |
手すり | なし |
シャワー | なし |
石鹸・シャンプー | なし |
備考 | 混浴露天1 |