よく使う移動ルート
使うルートによって到着時間が大きく変わることは、誰もが知るところです。
高速道路を使って目的地へ向かうのなら、何も考える必要はありません。
しかし、高速道路を使わず一般道路を走行するならば、目的地までのルートによっては到着時間に大きな差が生じる場合があります。
特に、主要都市間をつなぐ国道は信号も通行量も多く、単純に標識の示すとおりに走って行けば、あっと言う間に渋滞に巻き込まれてしまいます。
例えば、大阪市内~加古川を大阪府道2号線(大阪中央環状線)から六甲山の北側の道を通れば、国道2号線を延々走るより時間を短縮できます。
ただし、この様なルートは、道幅が狭かったり、山間部を走ることもあるので、それなりの覚悟をすることになります。
以下、自分がよく使うルートを参考までに記載します。
国道1号線周辺
- 大阪⇔名古屋
大阪府門真市から国道163号線→三重県伊賀市から国道25号線(名阪国道)→三重県亀山市から国道23号線で愛知県名古屋市。 - 名古屋⇔浜松
愛知県名古屋市から国道23号線(知立、岡崎、蒲郡バイパス)→蒲郡ICから国道247号線経由国道23号線→国道23号線(豊橋バイパス)→国道1号線(浜名バイパス)で静岡県浜松市。 - 沼津⇔東京
静岡県沼津市から国道246号線→東京都千代田区。
国道2号線周辺
- 大阪⇔加古川
大阪府堺市から大阪府道2号線(大阪中央環状線)→大阪府池田市から国道176号線→兵庫県西宮市から県道82号線経由県道38号線→兵庫県三木市から県道20号線で兵庫県加古川市。 - 備前⇔岡山
岡山県備前市から県道397号線(岡山ブルーライン)→君津ICから国道2号線で岡山県岡山市。 - 倉敷⇔福山
国道2号線(玉島バイパス)→岡山県道382号線→不明(金光町上竹の信号を左折後、西へ向かう道)→鴨方IC付近から岡山県道155、168号線経由岡山県道286号線→広域農道(扶桑薬品工業岡山工場付近)→広島県道3号線経由国道2号線。
高速道路無料区間
国道のバイパスの他にも、高速道路の無料区間はチェックしておいた方が良いと思います。
カーナビに頼っていると、バイパスを通らずに市街地を経由して遠回りのルートを表示することがあります。
以下に記載する高速道路の無料区間は、一般道路を含みます。
一般道路から乗り降りする場合のインターチェンジを示しており、高速道路のインターチェンジ、ジャンクションから接続されている場合を除きます。
北海道地方
- 日高自動車道
苫小牧東IC⇔日高厚賀IC - 旭川紋別自動車道
比布北IC⇔遠軽瀬戸瀬IC - 十勝オホーツク自動車道
陸別小利別IC ⇔北見北上IC - 深川留萌自動車道
深川西IC⇔留萌大和田IC - 帯広広尾自動車道
芽室帯広IC⇔忠類大樹IC - 道東自動車道
本別IC ⇔阿寒IC
東北地方
- 上北自動車道
三沢十和田下田IC⇔上北IC - 八戸久慈自動車道
八戸是川IC⇔階上IC - 秋田自動車道
八竜IC⇔二ツ井白神IC、二井田真中IC⇔小坂北IC - 釜石自動車道
東和IC⇔遠野IC - 大曲西自動車道
山根IC⇔和合IC - 湯沢横手道路
湯沢IC⇔雄勝こまちIC - 日本海東北自動車道
本荘IC⇔岩城IC、鶴岡JCT⇔あつみ温泉IC、荒川胎内IC⇔朝日まほろばIC - 東北中央自動車道
相馬上山IC⇔霊山IC、福島大笹生IC⇔米沢北IC、大石田村山JCT⇔新庄北IC - あぶくま高原道路
矢吹IC⇔矢吹中央IC、玉川IC⇔小野IC
(矢吹中央IC⇔玉川IC間のみ有料:普通車300円)
北陸地方
- 能越自動車道
高岡IC⇔七尾IC
中部地方
- 高山清美道路
高山IC⇔飛騨清美IC - 三遠南信自動車路
天龍峡IC⇔飯田山本IC
近畿地方
- 京奈和自動車道
郡山南IC⇔橿原北IC、橿原高田⇔岩出根来IC - 名阪国道
亀山IC⇔天理IC
総延長距離が73kmある国道25号線のバイパス道路で、名古屋~奈良間の主要ルートです。
高速道路ではありませんが、通行している車は高速道路並みの速度で走行している、事故の多い路線です。 - 紀勢自動車道
南紀田辺IC⇔すさみ南IC、尾鷲北IC⇔紀伊長島IC - 北近畿豊岡自動車道
春日IC⇔青垣IC、山東IC⇔日高神鍋高原IC
(青垣IC⇔山東IC間にある遠坂トンネルのみ有料:普通車310円)
中国地方
- 山陰自動車道
松江玉造IC⇔東出雲IC、米子西IC⇔大栄東伯IC、遠田IC⇔須子IC、萩IC⇔三隅IC
山陰道は、高速道路と自動車専用道路、一般国道が混在している路線で、高速道路の無料区間というには微妙ですが非常に便利です。今後も開通予定路線が多くあります。 - 松江自動車道
尾道北IC⇔三刀屋木次IC - 鳥取自動車道
鳥取IC⇔佐用平福IC - 小郡萩道路
十文字IC⇔絵堂IC - 山口宇部道路
宇部東IC⇔朝田IC
四国地方
- 高知自動車道
須崎西IC⇔四万十町中央IC - 松山自動車道
大洲北IC⇔大洲南IC、西予宇和IC⇔宇和島北IC - 宇和島道路
宇和島北IC ⇔津島岩松IC
九州地方
- 東九州自動車道
佐伯IC⇔延岡南IC、日南北郷IC⇔日南東郷IC、鹿屋串良JCT⇔末吉財部IC - 南九州自動車道
日奈久IC⇔津奈木IC、出水IC⇔阿久根IC、薩摩川内水引IC⇔市来IC、鹿児島西IC⇔鹿児島IC/JCT - 大分空港自動車道
日出IC または 会下IC⇔安岐IC(塩屋交差点まで)
要注意ルート
- 海岸線に沿ったルート
海岸線に沿ったルートは、一見、近く見えますが、実際に走ってみると入り組んだ海岸線を通るため思った以上に距離があります。
例としては、和歌山→大阪間の国道42号線で、正直、峠越えをして奈良を経由すれば良かったと思いました。 - 冬季閉鎖されるルート
冬から閉鎖される国道は全国に存在します。
国土交通省のホームページで事前に確認が必要になります。
私の場合、群馬から栃木経由で福島へ行く時に、国道120号線(金精道路)を使おうとしたら、冬季閉鎖されていて迂回したことがあります。
また、長野と岐阜の県境の安房峠も冬季閉鎖され、大きく迂回しなければならず、有料道路以外の迂回路が無い時もあります。
土砂崩れ等による災害で閉鎖されている場合もあるので要注意です。
国土交通省 冬の道路情報
同じルートを何度も使うことによって、それぞれの目的地の大まかな到着時間を計算できるようになり、日程も立てやすくなりました。
出発時からの時間と距離を記録しておくと、後々、次の旅行の参考になると思います。