車中泊便利アイテム
車中泊旅行では、車内が生活空間の中心になります。
自分の生活空間をより良く過ごしたいと思うことは当然のことだと思います。
完全に自宅と同じ環境にすることは不可能だと思いますが、車中泊旅行されている方の中には自分の部屋のレベルまでカスタマイズされている方も見受けられます。
私の車ではとてもそのようなことは出来ませんし、実践されている方もごく一部ですが、大いに参考になることもあります。
寝袋
車内に布団を持ち込むと、必然的に室内空間が狭くなります。かと言って、服を重ね着して寝ても安眠には程遠いのでは無いでしょうか?
かさばらず、軽量で、持ち運びに便利な寝袋はお勧めです。私をはじめ、寝袋を使用している車中泊旅行者は多いと思います。
- 耐寒温度
訪問する時期・地域によって選択する寝袋は変わってきます。商品に掲載されている耐寒温度では寒く感じることが多いと思うのですが、これは登山用の衣服を着用して使用した場合を想定しているのではないかと思います。
私は耐寒温度が-5℃の寝袋を使用しており、初春の東北地方へ行く時は、就寝時には服を上下1枚多めに着て寝ています。パジャマで寝たい方は耐寒温度のより低いものが必要です。
- 形状タイプ
購入時に見落としがちなのが寝袋の形状です。「封筒型」と「マミー型」と言われる、足先にかけて細くなっている2つのタイプがあり、足を大の字に広げて寝たい方は封筒型になります。購入時には注意が必要です。
私が使用している寝袋になります。耐寒温度と形状で6種類と、カラー別の設定があります。私が購入した時は色の選択は出来なかったのですが…。
毎日使用している訳ではないですが、かれこれ5年使っていて、洗濯も何度かしました。古くはなっていますが、乱暴な使い方をしなければ長く使える商品だと思います。
モデルチェンジを繰り返し、細かい部分が使い易くなっています。
寝袋/シュラフ/マミー型/丸洗いできる寝袋【耐寒温度-5℃】
照明
車中泊旅行していれば、車内・車外を問わず夜間に作業することは避けられません。
現在、主流である消費電力の少ないLEDライトは必携だと思います。
LEDライトは、ダイソーに限らず、どこの100円ショップでも売られています。
長方形と円形の2種類がありますが、長方形のものは裏側に磁石が埋め込まれていて、車のボディー部分に貼り付けることができます。
ただし、耐久性が低いので、プッシュスイッチがすぐに壊れてしまいます。
現在は、少し値段が高いワークライトを使用しています。
照明はピンポイント照射と広角照射の2種類を備えていて、裏面に磁石が埋め込まれているので、車のピラー部に100均ショップで売られている金属プレートを張り付けて使用しています。
また、フックも装備されています。
フックは、100均ショップで売られていて気軽に貼り付けることができ、車中泊生活では意外に重宝するので、車内に数ヶ所貼り付けています。
現在はモデルチェンジされ、広角照射が面発光に適したチップオンボードLEDを使用しているため、より広範囲を照らすことが出来るようになっています。
AP COB & 3LED ソープライト.
ソープ型ライトの他にも、丸形で張り付け後に角度調整できるタイプも使い易そうです。
AP 24LED フレキシブル ボタン型ライト
コンセント電源
携帯電話の充電程度ならば、シガーソケットに簡易充電ユニットを差し込んで充電すればよいのですが、撮影機器などの、持って行く機器によってはコンセント電源が必要になる場合もあります。
携帯電話の充電器用として簡素なコンセント付きのバッテリーチャージャーでは、電力容量不足でノートパソコンレベルの充電には対応できません。
私は、家庭用コンセントの使えるインバーターをいつも助手席のグローブボックスに積んでいます。
シガーソケットに挿し込むだけで同時に120Wまで使用できます。
コンセントプラグだけでなくUSBソケットも搭載されていて、バッテリーの電圧が低いとアラームで警告してくれます。
車中泊旅行中は、携帯電話とカメラのバッテリーを繋ぎっぱなしにしています。
消費電力の違うモデルがラインアップされていますが、120Wで不足に感じたことはありません。
パンク修理キット
車中泊旅行前は、車のメンテナンスを必ず実施しています。
ただ、旅先でも避けられない車のアクシデントがタイヤのパンクです。
頻繁に起こることはありませんが、過去に1度、夜中の12時にガソリンを給油しているとタイヤがパンクしているのを発見しました。
セルフのガソリンスタンドで、エアーコンプレッサーが使えたのが幸いして、自分でパンク修理キットを使用して事無きを得ましたが、修理キットを持っていなければ、ガソリンスタンドで立ち往生するところでした。
私の所有しているパンク修理キットは、ハンドル部分に工具を収納できるため嵩張りません。
簡易工具と一緒に収納ボックスに収めてグローブボックスに入れてあります。
本来ならば、エアーコンプレッサーも積んでおくべきですが、荷物になるためガソリンスタンドのエアーコンプレッサーを使っています。
パンク修理と言えば、専門店やガソリンスタンドで行ってもらうのが一般的だと思いますが、作業は慣れれば素人でも比較的簡単に行えます。
AP タイヤリペアキット TR116【パンク修理 パンクリペア】
ブースターケーブル
バッテリーが上がってしまった時に使用するケーブルです。
普段から車のメンテナンスをするので、必要になったことはありません。
購入した時のまま、ハッチバックのスペアタイヤ収納庫に放り投げてあります。
どちらかと言えば、立ち往生している人を助けるために携行しているような気がします…。
AP ブースターケーブル 3.6m 12V 24V対応 100A
ポイズンリムーバー
蜂などにさされた時の応急処置器具で、刺された箇所に押し当てて体内の毒を吸い出します。
パッケージには、対応できる毒を持った生物の絵が描かれてあります。蚊、やぶ蚊、毒虫はともかく、蛇の絵ってマムシしか思いつかないのですが…。
あくまでも応急処置として使用するもので、使用後は医療機関で診断してもらうことが前提になっています。
実際に、腕に押し当てて吸引してみました。
皮膚が引っ張られるので確かに吸引していますが、痛いほどの力ではありません。
アダプターカップがリバーシブルになっていて、吸い込み口は直径が6mmと21.5mmの2種類があり、刺された患部の大きさに対応できるようになっています。
キャンプなどのアウトドアグッズになりますが、渓谷など、自然豊かな場所へ行くことが多いので、万が一に備えて購入しました。が、まだ1度も使ったことはありません。
使用する機会も無いと思って、ハッチバックのスペアタイヤ収納庫に入れてあります。
NEW エクストラクター ポイズンリムーバー 強力型 品質2年間保証
その他
あれば便利なモノを挙げれば数え切れません。
車中泊旅行に役立つアイテムかどうかは別にして、レーダー探知機には何度も助けられました。
何せ、土地勘の無い旅行先では、どこでスピード違反を取り締まっているか分かりません。
目的地へ急ぐあまり、気付かないうちにスピードが出てしまい、危うく違反切符を切られそうになったことが何度もありました。
現在の取り締まりは、個別の車にレーダー照射して直前に速度を計るため、遠くから探知することがほぼ出来なくなっています。
そのため、現在のレーダー探知機は、GPSを利用してあらかじめ調査された取り締まりポイントやオービスを知らせるようになっています。
個人的には、切符を切られたときに支払う違反金が、レーダー探知機を購入した額を遥かに上回っているため、費用対効果は十分だと考えています。
昨今のレーダー探知機は、別売りのケーブルで車載コンピュータと接続することによって、エンジンの水温、車両電圧、その他の車両情報を取得することができ、長距離移動する車中泊旅行中の車の状態を把握することが出来ます。
私の使用しているレーダー探知機は情報更新が無料で、道の駅の1km以内に近づくと知らせてくれて非常に便利です。